70'sフラッグシップ

 


フラッグシップ機集めでミノルタX-1を入手した


1073年に登場したX-1は1971年に登場したニコンF2やキヤノンF-1に対抗するべくミノルタの総力を上げ開発したフラッグシップ機であった

特徴的なのが電子制御、AE搭載ということだろう

1980年台にはフラッグシップ機でもAE搭載になっていったが、70年台ではAEどころか電子制御でさえ不的確とされかねない時代であり、しかもプロ仕様としては必須のモータドライブが装着できない、更には操作方法がややこしいなどの理由で販売は低迷した

その後1975年には同じく電子制御+AEのコンタックスRTSが登場したが、こちらはAEに特化した操作系とアクセサリーも充実しており、さらにツアイスレンズが使えるということで一定の実績をあげたのとは対象的だった

ちなみに中版のブロニカは1972年に電子化したECを発売しAE搭載のEC-TLを1975年に発売している

後にX-1モーターというモータードライブ専用モデルを追加するも、当時ではF2やF-1のモードラ付きよりも高価な割に3.5コマ/秒と控えめなスペックでこれまた伸び悩んだ

そもそもミノルタは国内で2番めに古い老舗カメラメーカでスプリングカメラ、二眼レフ、RFカメラを製造販売していたが1958年にSR-2で一眼レフに参入した

SRシリーズは一貫して機械式シャッターマニュアル露出であったが、X-1以降すべて電子制御AE搭載と一転している

ではその電子化と高級化の結晶であったX-1を見ていこう


まず特徴的なのは舟形と言われるファインダーだろう


プロ機らしく交換式であるが標準のAEファインダーはどうしてこのような形状にしたのか頭をひねる船底型となっている
内部にはAEを司る基盤が配置されておりその都合でこのような形状になったと思われる


焦点面側からはCDSが見える
見る限り平均測光に近い分布であろう


シャッター膜はプロ仕様でチタン膜横走でX接点は1/100秒である
また、電池切れやファインダー接触不良などの場合はミラーアップで動作停止する
その際には電池蓋を開けることで解除できる

撮影する際にも独特の操作があり
ファインダーの電源をONにしてシャッターダイヤルをAUTOにセットなおかつ本体右手側全面のレバーを押さえることでAEが動作する

また、ファインダーはフルメータドマニュアル可能とあるが、手元の機体ではファインダー内には何も表示されない
原因はファインダー内の明り取り系統の不具合とレンズが古いPFロッコールでF値表示が読み取れないことにあるようだ

ドライブが使用できないためフラッグシップ機中唯一手巻き限定となる
しかし、キヤノンのようにゴリゴリの巻き上げではないので許容範囲である

残すところやはりペンタックスLXを入手したいところだ

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